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宮里藍とタイガーウッズの共通点

 2005-08-08
1968年に女子プロがスタートして以来、初めてTV視聴率で男子プロを上回っている。その傾向は昨年後半から始まったが、今年は更にその傾向が強くなっている。このところ男子トーナメントも丸山の参加、マンデーで資格をとった井上の初優勝など興味ある大会が続いたが、それでも同じ週の女子の視聴率に負けている。この傾向は宮里藍の参加から始まった。 宮里藍は小柄な体でのロングドライブ、ハキハキとした言動、その上に勝負強さなどスーパースタートしての全てをもっているといって良い。 宮里藍ちゃんを育てた宮里優氏のお話によると、「プレーだけではなくスピーチも上手だ、と評判ですよ」との質問に小さい時から、自分のことを上手に表現するために、スピーチの大会にも出場させていたのですよ」との事。更に「もともとプロにする気はなかったが、家族でゴルフが楽しめれば、と言うことで長男聖史、次男優作と一緒にゴルフをさせたのですよ」 タイガーを育てたお父さんも「勉強が終るまで、ゴルフをさせなかった」との事。共通していることはゴルフの技術だけを先行させるのではなく、バランスの取れた人間になるように指導してこられたことである。宮里氏が作った造語に「静筋 ( じょうきん ) 」がある。血管に動脈と静脈があるように , 「動筋」だけでなく「静筋」を鍛えなくてはダメだ。つまりスイングの練習だけでなく、静かに本を読むなどの静筋を鍛えることがゴルファーに必要なことを強調された。 かつて岡本綾子プロが腰の手術で数ヶ月大会を離れ、復帰後すぐに優勝したことがある。その時「他人のプレーをTVで見ていたことが良かった」とコメントしていた。まさに静筋を鍛えたのだろう。 苦労人の父親、優氏に心技体をバランスよく鍛えられた宮里藍プロが女子プロ界にスポットをあてさせたのも偶然の結果ではない。
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